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建ぺい率・容積率って何?土地探しの基礎を解説!

12/4/2023

 

こんにちは!くらしのかんなです♪

 

12月に入って一気に寒くなってきたね。冬の北陸は天気がずっと悪いイメージ。

 

気持ちもどよーんとなりそうだけど、負けずに寒い冬を乗り越えようね!

 

前回は【用途地域】についての記事を紹介したよ♪
↓CLICK↓

 

今回は、

建ぺい率と容積率について

 

「どんな住宅を建てるか」を考える上で、

土地の広さに対して建築物の規模を好きに決めていいかというと、そうではないよ。

 

施主はもとより、周辺に住む人たちの快適さや安全を考えて、

法律などでさまざまな規制が設けられていることは知っているかな?

 

ということで、建ぺい率と容積率ついて詳しく解説していくよ!

 

それではLet’s GO―!

 

 

 

 

この記事はこんな人におすすめ!

建ぺい率と容積率とは何かを知りたい

・建ぺい率と容積率の計算方法を知りたい

・建ぺい率と容積率の調べ方や注意点を知りたい

 

 

建ぺい率とは?

 

建ぺい率とは、敷地面積に占める建築面積の割合のことをいうよ。

 

敷地面積は建物を建てる土地の広さ、建築面積は建物を真上から見たときの面積のこと。

建ぺい率は法律で規制されているよ。

 

注文住宅を建てる際も敷地面積に対する建築面積の割合が適切である必要があるから、

土地を決める前に必ず建ぺい率を確認しよう!

 

建ぺい率の計算方法

 

建ぺい率の計算方法は、
(建築面積)÷(土地面積)
で求められるよ♪

 

例えば、200㎡の土地に70㎡の建築面積の住居を建てる場合は

70 ÷ 200 = 35(%)
このように求めることができるね。

 

数字だけ見ると低いと思うかもしれないけど、建ぺい率が高すぎると隣家との距離が近くなるから、防災上の危険度が上がるよ。

 

また、日当たりや風通しなど住まいの快適性を損ねる恐れがあるため、建築基準法で適切な建ぺい率の上限が設けられているよ。

 

 

建ぺい率の上限は地域によって異なってくるよ。なぜなら、地域ごとに都市計画があり、住宅地域や商業地域など用途地域別に建ぺい率の制限が設けられているから。

 

「土地の広さに対し、家が思っていたより狭い」というケースを避けるためにも、土地を探す際は、建ぺい率もチェックするようにしよう!

 

建ぺい率が緩和されるケース

 

建ぺい率が緩和されるケースは次のようなものがあるよ。

 

特定行政庁が指定する角地などのケース→10%増し

準防火地域内の耐火建築物、または準耐火建築物→10%増し

防火地域内の耐火建築物のケース→10%増し

建ぺい率80%指定の防火地域内の耐火建築物→制限なし

 

物件が角地にある場合は特に建ぺい率の緩和があるかどうかを調べておこう。

 

 

容積率とは?

 

容積率とは、敷地面積に対する建物の容積比率のこと

容積だから建物の面積ではなく、立体的な大きさがポイント。容積率も、建築基準法で制限が設けられているよ。

 

容積率の計算方法

 

容積率(%)の計算方法は、
延床面積  ÷  敷地面積  ×100
で求められるよ♪

 

延べ床面積とは、それぞれの階のフロア面積を合計したもの。

容積率は、その敷地で何階建ての建物を建てられるかの指標に用いられるよ。

 

また、下水や道路などのインフラを適切に管理する上で欠かせない基準だよ。

 

 

限られたインフラを地域住民が快適に共有するには、人口を適切にコントロールする必要があるよ。

 

もし階数の高い建物ばかり増えて人口が増加した場合、インフラが不足して住みよい街とは程遠くなってしまうよね。

 

容積率は、快適な住環境を維持するための重要な規制と言えるよ。

 

容積率に影響しない
間取り・場所

 

建ぺい率だけではなく、容積率が緩和されるケースもあるからまとめてみたよ。

 

・吹き抜け

二階の床が存在しない吹き抜けは、延べ床面積に影響を与えないよ。

 

・ベランダ・バルコニー

壁や柱から突き出している部分が2m以下のベランダやバルコニーは延べ床面積に含めないよ。

ただし、壁や柱から突き出している部分が2mを超えている場合は、2mより超えた部分が延べ床面積に含まれるので注意してね。

 

・地下室

地下室を設ける場合には、「地階である」「地階の天井高が地盤面から1m以下」「住宅の用途に供されている」という三つの条件を満たした場合に、延べ床面積から一定の値が除外されるよ。

除外されるのは、「建物の住宅の用途に供する部分の床面積の合計3分の1が上限」と定められているよ。

 

・ロフト

ロフトを設置する場合、高さ1.4m以下・ロフトがある階の床面積に対して1/2までのサイズであれば延べ床面積に含まれないよ。

 

・車庫・ガレージ

屋根がついた車庫やガレージをつくる場合、「建物全体の5分の1」までは延べ床面積から除外される緩和措置があるよ。自転車置き場についても同様だよ。

柱や屋根のついていない駐車場の場合は建物と見なされないため、容積率に影響を与えないよ。

 

建ぺい率(建蔽率)と容積率の調べ方

 

建ぺい率と容積率は、自治体ごとに異なるよ。市役所等のサイトにて建ぺい率と容積率を公開している場合があるから、まずはサイトを確認してみてね。

 

公開していない場合は、市役所等の都市計画担当部署に問い合わせることで確認することもできるよ。

 

また、土地を取り扱っている不動産会社のチラシやWEBサイトで公開していることもあるよ。

 

まとめ

 

以上、【建ぺい率と容積率ついてについての解説記事でした!皆さんいかがでしたか♪

 

土地選びでは価格や立地などを重視する一方で、建ぺい率や容積率などの制限にも目を配ることが大切だよ。

 

いくら理想の土地をみつけても、規制の問題で建築の自由度が制限される可能性もあるから、注文住宅を建てる際は必ず確認しよう!

 

それでは次回もお楽しみに♪

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