気密性の高い家とは?重要性やメリットを解説!
08/14/2023
こんにちは!くらしのかんなです♪
毎回始めに暑い暑いと言っているけど、室内にいると暑さを忘れるぐらい快適に過ごすことができるよね。
これから解説していくけど高気密住宅が増えていっている証拠だね。
年々暑くなっている、年々建築レベルが上がってきている。なんだか良いのか悪いのか,,,笑
前回は【窓サッシの選び方】についての記事を紹介したよ♪
↓CLICK↓
今回は、
気密性の高い家について
最近、CMやネット上で「高気密住宅」なんて
気密性に関するワードをよく耳にするようになったよね。
家づくりにおいて重要な部分になるから、気密性についてしっかり把握しておこう!
ということで、今回は気密性の高い家について解説していくよ!
それではLet’s GO―!
この記事はこんな人におすすめ!
・気密とは何かを知りたい
・気密の重要性を知りたい
・気密性の高い家のメリットを知りたい
気密性とは?
住宅における気密性とは「どれだけ隙間をなくし、外と室内の空気の出入りを少なくしているか」を指しているよ。
高気密住宅とは隙間の少ない家ってこと♪この隙間が断熱性や省エネ性に大きく関わってくるよ
気密性が高いと室内の空気が外に漏れにくく、外の空気が室内に入りにくいから、季節を問わずが可能になるよ!
家に隙間なんてあるの?という感じだけど、ほんの小さな隙間でも日々の生活に大きな影響を与えることを知っといてね。
気密性の基準とは?
気密性は数値で表したものが「C値」
C値とは「隙間相当面積」のことを指していて、家にどの程度の隙間があるかを数値化したもの。
C値が低いほど家の隙間の量が少なくて、気密性の高い家だと言えるよ。
C値の基準値が国で定められていて、今では5.0以下じゃないと家を建てることができないようにもなっているよ。
5.0は、住宅にはがき約3枚分の穴が空いているのと同じ状態。
正直、5.0という数字は住宅の熱が逃げてしまっているから冷暖房効率が悪くなるし、住環境としては悪いと言えるよ。
今では住宅メーカーによる気密レベルも上がってきていて、C値としては0.5以下までにすることが可能となってきていて、
0,5以下だと、十分な気密性を持ち、住宅内の温度や湿度をコントロールできるレベル。
冷暖房の効きが良くなって夏は涼しく・冬は暖かく過ごせる いわゆる「高気密住宅」になるよ♪
気密には断熱と換気がセット
気密性が高くても、断熱性が低いと外気の影響を受けることは避けられない。
断熱と気密がセットになることで、快適な住環境を実現できるよ。
気密性の高い住宅は、隙間がないことで外気温の影響を受けにくい一方で、適切な換気が行われないと住宅内に汚染された空気がどんどん溜まっていってしまう。
室内の空気は、カビやダニ、人の呼吸や料理の臭いなどによって知らぬ間に汚れているよ。
だから、うまく換気ができないと汚れた空気を体内に取り込むことになり、快適性が損なわれるだけでなく、健康(シックハウス症候群)にまで悪影響を及ぼす可能性が,,,
そういった問題から改正建築基準法により換気システムの設置が義務化されていて、原則として全ての建築物に機械換気設備の設置が義務付けられているよ。
例えば、換気回数0.5回/h以上の機械換気設備(いわゆる24時間換気システムなど)の設置が必要となる。※換気回数0.5回/hとは、1時間当たりに部屋の空気の半分が入れ替わること。
換気量の理想は吸気量70%。
吸気溝から入ってくる空気が70%ということ。
70%以下だと換気計画が上手くいっていないということだけど、建築基準法で換気回数が0.5回なんだけど、実際にはできていないということになるよ。
高気密住宅を求めていくなら、24時間換気システムとして「熱交換換気システム」を採用する必要があるよ。換気の種類は第1~3種まであって、熱交換換気システムは第1種。
熱交換換気とは、家の空気を屋外に排出する際に熱を回収し、外気を部屋の温度に近づけてから室内に供給する仕組み。結果として冷暖房負荷を大幅に減らすことが可能となるよ。
高気密住宅には、断熱・換気の双方を極めていく必要があることをしっかり把握して、設計の際は気密性と一緒に断熱性を高めることも計画していこう!
気密性の高い家のメリット
気密性の高い家には、
・温度差が少なくなり身体に優しい環境となる
・隙間がなくなるから遮音性が高くなる
・建物の寿命を延ばすことができる
などのメリットがあるよ。
より良い住環境を求めていくには気密性が高いことが必須になってくるから、家づくりの計画時から気密ということをしっかり理解して臨んでいこうね!
まとめ
以上、【気密性の高い家】についての解説記事でした!皆さんいかがでしたか♪
気密性、気密性の高い家とはどういうことなのかを理解してくれたかな?
気密性は、快適な住環境を求めていくためには必須事項になるから、しっかりと理解した上で家づくりを計画していってね♪
それでは次回もお楽しみに♪