断熱材はどう選べばいいの?断熱材選びの考え方を解説!
07/24/2023
こんにちは!くらしのかんなです♪
梅雨もやっと明けて本格的な夏がやってきた!子供たちは夏休み!大人も一緒に休みたいところだけどそうはいかないね笑
夏ということでこれからさまざまなイベントが開催されると思うけど、しっかり楽しめるように体調管理には気を付けよう!
前回は【家を建てるときの方角について】についての記事を紹介したよ♪
↓CLICK↓
今回は、
断熱材の選び方について
正直、初めから断熱材の種類や機能性について詳しい人なんてほとんどいないよね。
家づくりを進めていく上で、存在や重要さに気付くもの。
では、実際何が良いのかな?
ということで、今回は断熱材の選び方ついて解説していくよ!
それではLet’s GO―!
この記事はこんな人におすすめ!
・そもそも断熱材がよくわからない
・どの断熱材を選択したら良いかわからない
・断熱材選びでの注意点を知りたい
断熱材とは
断熱材とは、建物の天井や壁などに入れる建築資材のこと。
断熱材は空気の層を多く含んだものだから、建物の天井や壁などに入れることで、室内外からの熱移動を遅らせる働きがあるよ!
断熱材は大きく分けて「繊維系の断熱材」と「プラスチック由来の断熱材」に分けられて
【繊維系の断熱材】
・グラスウール
・ロックウール
・セルロースファイバー
・インシュレーションボード
【プラスチック由来の断熱材】
・ビーズ法ポリスチレンフォーム
・押出法ポリスチレンフォーム
・ウレタンフォーム
・ポリエチレンフォーム
・フェノールフォーム
などなど、さまざまな種類があるよ。
それぞれ特徴が異なるから、目的、用途、施工箇所や費用を考慮した上で適したものを選ぶことが大切。
断熱材での断熱性について
住宅全体の断熱性を高めるために、断熱材は基礎・床、屋根、壁といたるところに使用されているよ。
断熱性が高い家、そうでない家というのは、人の“感覚的”な部分が多いから、UA値という数値で判断されているよ。
UA値とは、難しい言葉を使うと「外皮平均熱貫流率」と言って、断熱性能を数値で示したもの。
UA値が大きければ大きいほど=断熱性が低い(熱が外に逃げている)
UA値が小さければ小さいほど=断熱性が高い(熱が外に逃げていない)
という意味。
つまり、「高気密な住宅を目指す」=「UA値を小さくすることを目指す」ってこと♪
UA値は断熱性をみる基準になってくるから、住宅を建てる上で業者さんに断熱性を確認する数字として把握しておこう!
UA値の基準は大体「0.87以下」
低いUA値を目指すためにも、目的、用途、施工箇所を考慮した上で適した断熱材を選ぶことが大切!
UA値は高断熱な家づくりの目安として捉えておいてね!
断熱材選びへの考え方
断熱材の種類や断熱性について解説してきたけれど、実際には何が選んだら良いの?と気になるところだよね。
結論から言うと、
この断熱材を選んだら良いという答えは無いということ
各断熱材によって機能性やコストをみていくと、
・コストで選ぶならグラスウール
・価格は高いけど安定で選ぶならフェノールフォーム
など、断熱材によって機能性やコストなどの特徴があって、その箇所や用途によって選択していくけど
断熱材の性能を活かすのは、
業者さんの施工能力次第!
断熱材選びの注意点
施工業者次第!って言われたけど、ならどうしたらいいの?って感じだよね。
正直、
自らが勉強することも大事!
勉強すると言っても、一つ一つの断熱材の特徴を知る必要はないけど、
頭に入れておくといい注意点としては、
例えば、
・断熱材を選んだ理由を明確に答えられるか
・安いからグラスウールを使うという簡単な考え
(正しいけど、手間がかかるから一概に安くなるとは言えない)
・袋詰めのグラスウールをカットしたことでむき出しになっている
(ビニールを巻くなどの防湿対策をしなければ、そこから結露してグラスウールがぐしゃぐしゃになってしまう)
・ウレタン吹き付けをはみ出たからといってカットしている
(カットしてしまうとウレタンとしての性能が失われてしまう)
などなど、注意点を頭にいれておくことで施工ミスを防ぐことが可能になるよ!
まとめ
以上、【断熱材の選び方】についての解説記事でした!皆さんいかがでしたか♪
断熱材の選び方という内容だったけど、そもそも断熱材による断熱性の値をだしていくには
業者さんの施工能力が重要だったということを把握できたら、選択時には注意することができると思うよ!しっかり準備していこうね!
それでは、次回もお楽しみに♪