どの全館空調を採用したら良い?導入する際の注意点を解説

2/12/2024

 

こんにちは!くらしのかんなです♪

 

もうすぐバレンタイン。世の中の男性が1年で一番ウキウキする日だよね笑

かんなにとってもこの季節は美味しいチョコがお店に並ぶから嬉しいんだよね。

渡すより食べることが多いかんなでした笑

 

前回は【全館空調のメリット・デメリット】についての記事を紹介したよ♪
↓CLICK↓

 

今回は、

どの全館空調を採用したら良い?
導入する際の注意点について

 

前回の記事で解説した全館空調。

そもそも全館空調とはどういったものか。

そして、そのメリット・デメリットは理解してくれたかな?

 

実際に自分の家に全館空調を採用しよう!

と思ってくれた方もいると思うけど、

じゃあどこの全館空調を採用したら良いのかわかるかな?

 

ということで、今回は全館空調を採用する際の注意点について詳しく解説していくよ!

 

それではLet’s GO―!

 

 

 

この記事はこんな人におすすめ!

・全館空調を採用する際の注意点を知りたい

・どのメーカーの全館空調を採用したら良いかを知りたい

 

 

住宅業界の全館空調の今

 

近頃、住宅業界でとても注目されている設備が全館空調。
全館空調の特徴の1つ「家のどこにいても夏は涼しく冬は暖かい」というのはとても魅力的だね。

 

 

展示場に行くと全館空調システムを前面に押し出しているハウスメーカーもあれば、

テレビCMで有名芸能人を起用して大々的に宣伝しているハウスメーカーもあるよね。

 

じゃあ、どこの全館空調のシステムが良いの?と悩む方が多くなっているし、

広告の影響もあって全館空調というワードであれば快適な家になる!という誤解が起きているのも現状だよ!

 

 

どこの全館空調が良い?
そんなことは大事じゃない!

 

見出しをみてびっくりした人もいるのではないかな?

かんな的には正直、どこの全館空調を採用するかなんて大事じゃないと思っているよ。

 

大事なのはちゃんと理解しているか!ということ。

 

全館空調だから、冬は暖かく夏は涼しい!室温が均一になる!というのは間違いでなないけど、

ちゃんと理解をしていないと建てた後にトラブルになる可能性もあるから、

導入する際の注意点をしっかり頭にいれてね。

 

全館空調を採用する際の注意点


ここからは、全館空調を採用する際の注意点について解説していくよ。

 

 

断熱性能と気密性能がないと機能しない

 

全館空調は前提として、断熱性能と気密性能がよくないと機能しないよ

理由としては、家中の空気を均質にしようとしても、隙間があるとそこから外気が出入りしてしまうから。

だから、

【断熱性能】
・断熱グレードG2(6地域でUA値0.46)

【気密性能】
・C値1.0㎠/㎡以下
※できれば0.5㎠/㎡以下

これくらいの住宅性能が望ましいよ♪
全館空調を採用するのであれば工務店やハウスメーカーと契約する前に、今まで建ててきた家のC値や気密施工、気密測定できるかどうかについて確認してみてね。

 

 

将来的な機器の取り換えコストを
含めて比較する

 

全館空調は工務店やハウスメーカーによっては複雑なシステムを組んでいることがあって、

壁付けエアコンよりもイニシャルコストがかかることがあるよ。

 

また、設備機器は一般的に15年前後で更新や取り換えが必要になるから、そうなった場合にどの程度のコストが発生するか、あらかじめ確認しておくことが重要だよ。

 

 

メーカーによっては長期保証がつくものもあったり、イニシャルコストは高いけど、買い替えが安いということもあるよ。

 

部分間欠冷暖房を複数台設置するのと全館空調のどちらが高いかは、施工する工務店や使用するエアコンで変わるから、

 

どちらにしても、イニシャルコストだけではなくランニングコストや取り換え時のコストを含め比較検討してみてね。

 

 

0.5回/hを換気できる
24時間換気を設置する

 

1つのエアコンで家中に空気を送るため、換気がしっかり稼働していない家では、リビングのニオイが他の居室まで行ってしまうこともあるよ。

 

ニオイ問題を解決するには、しっかり0.5回/h換気できる24時間換気を設置しよう

 

換気は、あらかじめ換気量を計算できても、実際にその通りの換気ができているかは測ってみないとわからないから、引き渡し前に換気量測定をしてもらうことがおすすめ。

 

 

ダクトを使う場合は
ダクティングに注意する

 

ダクトは途中で潰れたり、グネグネと曲がったりすると空気の通りが悪くなるよ

 

性能のよい全館空調を採用しても、ダクティングのせいで思うように空気が送られてこないリスクもあるから、

設計時にダクトがどこを通るか決めているかよく確認しよう。

 

また、設計はよかったのに実際はひどいダクティングをされていたということもあるから、

引き渡し前に目視できる部分は一度確認することをおすすめ。

 

まとめ

 

以上、【全館空調を採用する際の注意点】についての解説記事でした!皆さんいかがでしたか♪

 

全館空調というワードで良い住環境ができる!

という捉え方は危ないから根本的なところをしっかり理解して導入を検討してね。

 

それでは次回もお楽しみに♪

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