全館空調とは?全館空調のメリット・デメリットを解説!

1/28/2024

 

こんにちは!くらしのかんなです♪

 

最近、今季最大の寒波がきたみたいでかんなが住む福井県では大雪が降ったよ。

 

本当はしたくないけどかんなも頑張って雪掻きしました。おかげさまで全身筋肉痛。相変わらず雪が嫌いなかんなでした笑

 

前回は【住宅ローンや頭金の考え方】についての記事を紹介したよ♪
↓CLICK↓

 

今回は、

全館空調とは?
メリット・デメリットについて

 

何となく快適なイメージや、健康に良いイメージのある全館空調だけど、

実際にはどのような仕組みで、どのような特徴があるのかわかるかな?

 

マイホームにて導入を検討している方は、

全館空調のメリット・デメリットやコスト、導入する際の注意点などを理解しておこう!

 

ということで、全館空調とは?メリット・デメリットについて詳しく解説していくよ!

 

それではLet’s GO―!

 

 

 

 

この記事はこんな人におすすめ!

・全館空調とは何かを知りたい

・全館空調のメリット・デメリットを知りたい

・マイホームに全館空調を採用するか検討している

 

 

全館空調とは

 

全館空調とは、家中の空気を一年中快適温度に保ち、家中の空気を一括で調整・管理できる空調システムのこと。

 

1台で「空気清浄・冷暖房」(種類によっては換気)といった役割をこなして、リビングやダイニングだけでなく洗面所やトイレなど家全体を均一な温度に保つよ。

 

基本的には24時間つけっぱなしで、家全体を快適な室温・湿度に調整してくれるよ。

 

 

日本の気候は夏暑く、冬は寒いという特徴があるけど、

日本の冷暖房は、「人のいる部屋をいる時だけ」使う部分間欠空調(人がいる部屋のみ空調)「局所冷暖房」が一般的な考え方だよね。

 

必然的に家の中に温度差ができ、例えば寒い廊下や脱衣室等、それが健康リスクや不快さに繋がっているよ。

 

ヒートショック対策ができて、健康面でのリスクも軽減できるよ。

※ヒートショックとは、寒い脱衣所で着替えをし、熱いお湯に浸かった時に急激な温度差により血圧が大きく変動すること。失神や心筋梗塞などを引き起こし最悪の場合は死亡することも。

 

全館空調とエアコンとの違い

 

こちらではよりわかりやすく全館空調とエアコンの特徴を解説していくね。

 

エアコンの特徴

・各部屋のリモコンで操作しすぐに部屋を暖めたり、冷やしたりできる。
(最新はお掃除機能付きのものも多い)

・各エアコンそれぞれにフィルターと室外機が必要

 

全館空調の特徴

・家全体もしくは各階ごとに冷やしたり暖めたりできる

・対象範囲が広いため部屋をすぐに暖めたり、冷やしたりすることは難しい

・暖房、冷房、除湿など基本的な機能しかついていない

・最新のエアコンのようにお掃除機能や某メーカーのプラズマクラスター機能等はない

・部屋ごとに設置しないので、あくまで家全体の温度をコントロールする仕組みとなっている

 

といった特徴の違いが挙げられるよ。

 

全館空調のメリット・デメリット


ここからは全館空調のメリット・デメリットを解説していくよ!

 

メリット

 

■ 室温のバリアフリー化が実現できる

各部屋はもちろん、玄関から廊下、トイレや脱衣室まですべての空間が快適な温熱環境に。

家中の温度差が少なくなるため、急激な温度変化によるヒートショックや屋内での熱中症リスクを大幅に軽減できるよ。

 

■ すっきりした空間が実現できる

各部屋にエアコンを置く必要がないから、壁や天井がすっきり広々。

のびやかな空間や、生活感を見せないスタイリッシュな空間が演出できるよ。

また、室外機をいくつも設置しなくていいから、家の外観もすっきりと仕上がるよ。

 

■ 間取りの自由さがぐっと上がる

各部屋でエアコンを使う場合は冷暖房効率を上げるためにドアや仕切りを設けるけど、全館空調なら間仕切りがなくても冷暖房効率は変わらないよ。

そのため、大きな吹き抜けや開放感のある大空間LDKなど、間取りの自由度が格段に高まるよ。

 

■ システム1台で管理・メンテもスマートに

1棟に対して1台の全館空調システムで対応できるから、各部屋のエアコンの稼働や温度設定をいちいち調整したり、フィルター掃除をしたりする手間がいらなくなるよ。

 

全館空調は基本的に24時間体制で機能するから、冬場の起床時も真夏の帰宅時も、

エアコンのタイマーいらずで住まいの中はいつも快適にできるよ。※家の大きさや構造などによって2台設置する場合もあるよ

 

■ 空気清浄や室内干しの機能も

全館空調システムは住まい全体の給気・排気も一括管理するため、そこに高性能フィルターを入れることで室内はいつも清潔な空気環境に保たれるよ。

部屋干ししても嫌なにおいがこもることがなく、花粉の多い時期や梅雨時期のお洗濯も快適。

 

デメリット

 

■ ある程度の設置コストが必要

システム本体の費用に加え、設置やダクト(空気の通り道)の配管も必要なから、各部屋にエアコンを入れる以上の初期投資がかかるよ。

 

■ 部屋ごとの温度の調整が難しい

家全体の温熱環境を一括管理するから、家族に暑がりの人・寒がりの人がいる場合など、個別で温度調整をしたいケースには向いていないよ。

また、真夏の帰宅時に「一気に冷やしたい」などの急激な温度調整も難しいよ。

 

■ 空気が乾燥しやすい

冬場はとくに、家の中が乾燥しすぎる傾向があるよ。

感覚には個人差があるから、乾燥が苦手な方は冬場の展示場で実際に体験すると良いよ。

 

■ 慣れるまでは温度設定が難しいことも

個別のルームエアコンと違い、全館空調は部屋の室温を一気に冷やす・暖めることができないよ。

そのため、季節の変わり目や朝晩の寒暖差が厳しい日など、「ちょっと肌寒い」「なんだか蒸し暑い」といった場合、最初のうちは快適な設定温度を把握するのに手間取るケースが多いかも。

 

全館空調をオススメしたい人・オススメしない人

 

快適な空間を実現してくれる全館空調だけど、そもそも向いている人もいるから、下記の項目をチェックした上で採用するかを検討してね。

 

■ オススメする人

・冬の朝の着替えが寒くて嫌

・エアコンの風が嫌い

・吹き抜けやリビング階段で2階と空間が繋がる間取りの予定の方

・高齢の方や乳児がいる家庭

・お風呂に入る時や着替える時に寒いのが嫌

・外に洗濯物を干したくない

・花粉症の症状を軽減したい

・全館空調システムに憧れがある

 

■ オススメしない人

・住宅資金に余裕がなく毎月の返済がギリギリ

・毎月の電気代が気になってしまう

・不在時の全館空調の運転がもったいないと思う

・15年後に来るかもしれない修理代が用意できない

 

まとめ

 

以上、【全館空調のメリットデメリット】についての解説記事でした!皆さんいかがでしたか♪

 

マイホームにて全館空調を採用したいと思っている方は、まず自分のライフスタイルに向いているかを確認することが重要だよ。

 

今回の内容を参考にして、採用するかを決定してね。

 

それでは次回もお楽しみに♪

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