注文住宅の見積もりの見方は?相場と計算時に注意すべきポイントは?
12/11/2023
こんにちは!くらしのかんなです♪
もうすぐクリスマス!街もイルミネーションなどでクリスマスムード一色になってきたね。
クリスマスはみんなどう過ごす?かんなは…。
前回は【建ぺい率と容積率】についての記事を紹介したよ♪
↓CLICK↓
今回は、
注文住宅の見積もりの見方について
憧れのマイホームを建てるにあたって、「実際の見積もり費用はいくらぐらいになるの?」といったところは1番不安に感じるところだよね
実際にハウスメーカーや工務店で見積もりを出してもらっても、「見積もりの項目がよく分からない」「比較のポイントが知りたい」といった方も多いはず。
ということで、注文住宅の見積もりの見方ついて詳しく解説していくよ!
それではLet’s GO―!
この記事はこんな人におすすめ!
・注文住宅の見積もりの見方を知りたい
・注文住宅見積もりの比較やポイントを知りたい
・注文住宅の見積もりを見る時の注意点を知りたい
注文住宅の見積もりの見方
まず最初に、注文住宅の見積もり明細の見方について解説していくよ。
一般的な見積もり項目は大きく
・建築費用
・別途工事費用
・諸費用」
の3つに分けられるよ。それぞれの意味や内容について、しっかりチェックしておこう。
本体工事費
まず「本体工事費」とは、建物自体を建築するための費用のことで、見積もり全体の70~80%の割合となるよ。「建築費用」と呼ばれることもあるよ。
建築費用の内容としては、
・基礎工事・躯体工事といった土台部分の工事
・電気設備
・配管工事等の基礎工事
・窓枠
・トイレ
・システムキッチン
・ユニットバス等の設備取り付け
・それらにかかる人件費
といったものとなるよ。
一般的に建築費の目安として用いられる「坪単価」は、この本体工事費のことを指す場合が多いよ。
別途工事費用
「別途工事費用」とは、建物以外の部分にかかる工事費用のこと。見積もり全体の20~30%を占めるよ。
最終的に100万円以上の費用となってしまうケースが多いから、最初の見積もりよりは高くなるということを念頭に置いておくとびっくりしなくて良いかも。
具体的には、
・地盤改良工事費
・外構工事費
・照明器具工事費
・カーテン工事費
・空調工事
・特殊設備工事費
・屋外電気工事費
・引き込み工事費
といった内容が含まれるよ。またハウスメーカーによっては、ここに建築設計費用が含まれる場合もあるよ。
諸費用
「諸費用」とは、各種手続き費用や保険料といった建物以外の部分に掛かってくる費用のこと。
見積もり全体の5~10%を占め、具体的な費用は100~150万円になることが多いよ。
内容は、
・住宅ローン諸費用
・火災保険料
・地震保険料
・建築確認申請費用
・不動産取得税
・地鎮祭費用
・工事請負契約書印紙代
・水道負担金
・登記費用
などが含まれるよ。
注文住宅の見積もりで
気になる疑問
こちらでは、注文住宅の見積もりにまつわるよくある疑問について解説していくよ。
注文住宅の購入は一般的に人生で一度のことなので、見積もりを出してもらうのは初めてという方が多いよね。
疑問点をチェックして、賢く見積もりを活用していこう。
注文住宅の見積もりは無料?
注文住宅の見積もりは、ハウスメーカーや工務店の場合は基本的に無料と思って良いよ。
最初の打ち合わせや概算見積もり、ラフ見積もりの段階までは無料のケースが多いかな。
だけど、ハウスメーカーや工務店の場合でも、「明細見積もり」という詳細な見積もりの段階になると料金がかかる場合があるよ。
また「最終見積もり」の段階になるとほぼ決定になるから、設計契約を結んだあとに作成してもらえるよ。
もしも最終見積後にほかのハウスメーカーや工務店に乗り換えたいと思っても返金してもらえることは少ないかな・・・・・
見積もりの依頼をする前に無料か有料かを確認しておけば、後々トラブルに繋がりにくくなるから確認しておこう。
注文住宅の見積もりはいつ依頼する?
見積もりというと「すぐに契約しなければいけないもの」というイメージがあるかもしれないけど、
注文住宅を建てたいと思った段階で気軽に見積もり依頼をかけて問題ないよ。
まだ本当に住宅を建てると決まっていなくても、モデルルームや展示場を見に行って素敵だなと思えば見積もり依頼をしてもらおう。
他のハウスメーカーや工務店複数に見積もりを依頼する「相見積もり」を取る場合には、他社も同時に検討しているということを伝えるようにしよう!
1社のみの見積もりと伝えておいて後から他社に決めるよりも、最初から伝えておく方がお互いに気持ちよくやり取りができるよ。
注文住宅の見積もりは何社が目安?
注文住宅を建てる場合には、一般的に3社程度に相見積もりを依頼するケースが多いよ。
注文住宅は高額な買い物だから、1社のみでは不安だよね。
3社の見積もりがあれば、それぞれの業者さんとの違いやメリットを比較しやすくなるからおすすめだよ。
相見積もりを依頼する際には、なるべく依頼条件をそろえると比較しやすいよ
間取りの構成や建物の工法、設備といった希望をあらかじめまとめておけば、スムーズに伝えられるね。
注文住宅見積もりの
比較のポイント・コツ
実際に注文住宅の見積もりが届いたら、相見積もりの比較を行ってね。
何社に依頼するかにもよるけど、「比較の軸」を明確にしておけば何社の見積もりでも簡単に比較できるよ。
ここでは、注文住宅の見積もり比較の際に参考にしたいポイントを紹介していくよ。
希望の反映度で比較
注文住宅の見積もり依頼時に伝えた希望がきちんと反映されているか確認しよう。
希望が見積もりに入っていることはもちろんだけど、逆に伝えていないオプションが勝手に追加されていないかもチェックする必要があるよ。
必要ない場合は、遠慮なく伝えて修正依頼をかけても問題ないよ。
工法、材料、オプションの内容で比較
ハウスメーカーや工務店によって、木造、鉄筋コンクリート、鉄骨軽量など建築工法に違いがあるよ。
建築費用も大きく変わる場合があるから、どの工法が適しているのかを確認しよう。
また、内装材の種類、システムキッチンやバスルームといった設備、壁紙の種類などオプションの内容も重要なポイントだよ。
坪単価で比較
「坪単価」とは、1坪(約2畳:3.3㎡)当たりの建築費用のことを指すよ。
坪単価を見ればおおよその価格の目安になるから、費用を比較したい場合に便利!
だけど、坪単価は「本体工事費のみを含む」「空調設備やキッチン等機器類も含む」など、ハウスメーカーや工務店によって基準が異なる場合があるから注意。
実際によくある見積もりトラブルとしては、「坪単価が安いという理由で契約をしてしまい、最終的に予算オーバーしてしまった」というケースがあるよ。
また計算する面積が延床面積だと坪単価が低くなり、逆に施工面積だと高くなるという違いも。
トラブルを防ぐためにも見積書が届いたら、「面積は延床面積か施工面積か」「建築費にはどこまでの内容が含まれているか」などを確認するようにしよう!
まとめ
以上、【注文住宅の見積もりの見方について】についての解説記事でした!皆さんいかがでしたか♪
注文住宅の見積もりは、実際の契約費用を確認するために重要だよ。
今回紹介した見方のポイントや比較のコツを参考にして、ぜひ納得のいく見積もりを手に入れてね。
それでは次回もお楽しみに♪