平屋のメリット・デメリットを解説!2階建てとの違いを知ろう!
11/06/2023
こんにちは!くらしのかんなです♪
先日は3連休だったけどみんな楽しんだかな?各所でイベントが開催されていたみたいだね♪
秋晴れで心地よい気候だね!ずっと今の感じがいいなー冬が怖いー。
前回は【外構について】についての記事を紹介したよ♪
↓CLICK↓
今回は、
平屋のメリット・デメリットについて
昔ながらの日本家屋としてのイメージがある平屋。
ワンフロアで広々とした空間で、ゆったりとした平屋暮らしに憧れる方も多いよね。
近年では現代的でデザイン性の高い平屋も多く登場していて、若い世代の中でも平屋を希望される方が増えている印象!
だけど、みんなはしっかり平屋のメリット・デメリットを理解しているのかな?
ということで、平屋のメリット・デメリットついて解説していくよ!
それではLet’s GO―!
この記事はこんな人におすすめ!
・平屋のメリット・デメリットを知りたい
・2階建てとの違いを知りたい
平屋とは?
平屋とは、1階建ての住宅にこと。
昔ながらの日本家屋は平屋のイメージが大きいのではないかな。階段がなく、すべての部屋が1階に配置されているよ。
2階建てよりも天井高が高くて広いワンフロアのLDKにすることが多くて、開放感があるところが特徴。
広々とした家でゆったり暮らす、そんなライフスタイルを実現できるよ。
また、平屋は1階~2階の上下の移動がないから、生活導線も効率的で身体への負担が少ないのも魅力の1つ♪
平屋でたくさんの部屋数を確保しようと思ったら、当然2階建てよりも広い土地が必要。
そんな理由から、地価の高いエリアでは「平屋=高級住宅 」というイメージが根付いているよ。
平屋のメリット・デメリットを解説!
ここからは、平屋のメリット・デメリットを解説していくよ!
また、平屋にありがちなデメリットを解消する方法もあわせて解説!
メリット①
バリアフリーで長く住める
平屋の1番のメリットと言えばやはり、階段・段差の少ないバリアフリーなつくり。
2階建てのような縦に長い住まいは、コンパクトな土地でも居住空間を広げることが出来る反面、「階段」がつきもの。
小さなお子さんがいる家族にとって 階段による転倒や転落といった「家庭内のアクシデント」は、万が一のリスクとして考えとければいけないこと。
さらに、シニア世代・オールド世代になった際、2階への階段の上り下りが安全・確実に行えるのか…
2階建てに比べ平屋は、階段の上り下りから解放されるから、年齢を重ねても、安心して暮らせる住まいだと断言できるよ!
メリット②
家事動線の効率化
毎日の家事はできれば楽に済ませたいよね。
平屋は、部屋どうしがワンフロアにまとまっているから家事動線の効率化が期待できるよ!
2階建てに暮らした場合を想像してみて! 洗濯機が1階にある造りだと、2階にある寝室のシーツを洗い替えするだけで、階段を2往復…。
2階の部屋に掃除機をかける時も、階段を上りさらには掃除機がけしながら階段を下りるといいことになるよ。
その点平屋は、寝室にリビング、キッチン・お風呂場/トイレと 生活の全てがワンフロアにまとまるから、平面の移動だけでOKになるよ。
間取り次第で、買い出しした食料品を駐車場や玄関からそのままキッチンへ運び入れる買い出し動線や、お風呂場からランドリールームまで 流れるような洗濯動線を実現することも可能だよ。
メリット③
地震に強い
建物は高さがあればあるほど揺れやすく、地震の時は高さのある家は揺れの影響を大きく受ける可能性があるよ。
平屋は、高さも控えめで上のフロアも無いため、地震が起きても揺れにくく2階建てと比較すると倒壊などの恐れも少ない。
地震大国の日本において、安全に暮らせる住まいだね♪
メリット④
メンテナンス費削減
新築で建てた家も、10年15年と経つにつれ、内側はもちろん外側にも年季が入ってくるもの。
立地状況にもよるけど、外側の壁は10年~15年で補修・塗装が必要になるから、
台風など雨風や雪の影響を強く受ける地域では、屋根のメンテナンスも欠かせないよ。
2階建ての場合、外壁・屋根の修繕となると、どうしても高い足場が必要になってしまうよ。それに伴い、メンテナンス費用も高くなりがち…。
いっぽう平屋は、屋根や外壁のお手入れの際高い足場はほとんど必要ないよ。
だから、平屋のメンテナンス費用は2階建てのメンテナンス費用より20%~30%ほど減らせることも!
※消耗具合や使用素材・施工方法、経過年数により違いがあるよ
デメリット①
広めの土地が必要
平屋の持つ多くのメリットを解説してきたけど、ここからは平屋特有のデメリットを解説。
平屋建てを希望される方の前に立ちはだかるのが、広い土地という高いハードル。
「50坪の土地があれば、そのまま50坪の平屋を建てることが出来る!」なんてお手軽に考えてしまいがちだけど、
家を建てる際は【建ぺい率】と呼ばれる建築基準法が関わってくるよ。
建ぺい率をシンプルに説明すると「土地に対してどの程度の広さの家を建てられるか?」を示した基準値のこと。
建ぺい率というルールがないと、隣の家との距離を度外視して建物を作ることができちゃう。
そんな、家々がみっしり並んだ状態だと、風通し・日当たりの悪化は元より プライバシーの確保さえできなくなるよ。
火事が発生すれば火がどこまでも燃え移る、地震が起きれば家達が将棋倒しと、災害による甚大な被害までもたらしかねないよ!
だから、快適な住環境のためにも、万が一の災害に備えるためにも、建ぺい率を守って平屋を建てる必要があるよ!
デメリット②
建築費用が高くなりやすい
平屋は、同じ延床面積の二階建てに比べて建築費用が高くなるよ。
その理由は、基礎部分の面積が大きく、基礎工事にコストがかかるから。
コストがかかる屋根と基礎部分が二階建ての倍近く必要になるから、その分費用もかさんでしまうよ。
だけど、基礎部分が多いというのは、建物の構造が安定していて耐震性に優れているということでもあるよ。
費用はかかるけど、コの字型やロの字型といった間取りも実現可能で自由度が高く、理想を叶えやすいのは平屋住宅のほうだといえるかも。
デメリット③
採光には要注意!
2階建てだと上階で年中太陽の光を受けることができるけど、
窓の位置や高さ、間取りをおろそかにしてしまうと、上背のない平屋は日の光が入り込みにくくなる可能性があるよ。
季節にもよるけど、特に採光に困りがちなのが冬場。
年間で最も昼間の短い「冬至(とうじ)」の日照時間は10時間弱、冬場の太陽は低い空を通過するから、斜めからしか日光が当たらないよ。
寒い時期の平屋は、暗く陽が入らないことに加え、冷ややかな印象になるかも。
デメリット④
屋根からの熱で暑い
外よりも部屋の方が暑い! 夏場にそんな経験をしたことがあるかな?
風や湿度などの影響も多少あるけど、屋外より室内のほうが暑く感じてしまう1番の原因として「太陽からの輻射熱(ふくしゃねつ)」が挙げられるよ!
輻射熱には、
・空気や水などの透明なものを通過する
・湿度の高い場所から低い場所へ移動する
・金属や鏡で反射する
といった性質があるよ。
日光がさんさんと降り注ぐ屋根は、猛暑日では80℃近くまで熱されることも!
輻射熱は温度の高い場所から低い場所へ移動するため、カンカンに熱された屋根から、室内へジワジワと熱が伝わることになるよ。
平屋は、2階建てと比べると屋根の面積が広くなりがち。
だから、2階建てより輻射熱の影響を受けやすくなり、暑い住まいとなってしまう可能性があるよ。
まとめ
以上、【平屋のメリット・デメリットについて】についての解説記事でした!皆さんいかがでしたか♪
平屋のメリット・デメリットの双方を理解してくれたかな。
平屋は、家族とのコミュニケーションや自然との触れあいを重視したい方におすすめ。
メリット・デメリットをしっかり把握した上で、平屋であれば理想の生活が実現できそういう方は、ぜひ平屋を検討してみてね。
それでは次回もお楽しみに♪