間取りを考える前にやっておくべき【ゾーニング】とは?
10/09/2023
こんにちは!くらしのかんなです♪
一気に寒くなったねー。この時期あまり流行らないインフルエンザが寒暖差のせいで流行っているみたい。
しっかり温度管理をして事前に防いでいこうね!
前回は【現況測量について】についての記事を紹介したよ♪
↓CLICK↓
今回は、
ゾーニングについて
玄関やリビング、キッチンや収納、子供部屋など、家づくりの中でも間取りを考えるのは楽しいよね。
でも、家全体のまとまりや配置で考えると、どうやって決めていったらいいのかわからない人も多いのじゃないかな。
ということで、今回は間取りを考える上で重要なゾーニングについて解説していくよ!
それではLet’s GO―!
この記事はこんな人におすすめ!
・ゾーニングとは何かを知りたい
・ゾーニングする上でのポイントを知りたい
・これから間取りを考えていく
・間取りを決める上での順序を知りたい
ゾーニングとは?
家のどのあたりにどんな部屋をどの程度の大きさで配置するのかを大まかに決めていく作業をゾーニングと言うよ。
家の敷地の形を方眼紙に書いて、その中にリビングやキッチン、玄関などを配置していくこと。
この時点ではきれいに部屋の形になっていなくても全然問題ないよ。
しっかり時間をかけることで快適な住居空間を作り出すことができるからゾーニングはとても重要。
ゾーニングを行う上で
大切なこと
どんなに立派な家でも、日当たりが悪かったり、部屋の使い勝手が悪かったりしたら、だれも住みたいとは思わないよね。
ゾーニングは手順に従って行うとうまくいくよ。
まずは、家の敷地をみて、方角、道路の配置、日照、用途地域を把握することが大切。
次に、把握することで建築可能なボリューム(面積)がわかってくるよ。
例えば、土地の坪に対して
・隣地境界線から1m~1.5m空ける
・カーポートの面積の大体(3m×6m※1台の目安)
・採光を考えての隣地から離れた面積
などなど、外部から内部の順に決めていくと整理・把握がしやすいよ
ゾーニングでのポイント4つ
ゾーニングを進める上で大切なことを把握したところで、より良い形にしていく上でのポイントもチェックしていこう♪
①玄関と駐車・駐輪スペースを決める
ゾーニングでは玄関から考えていくのが一般的。
車や自転車がある場合は、駐車・駐輪スペースも玄関との位置を考えながら決めていくよ。
先述でもあったけど、所有している車の大きさや台数によっては広いスペースが必要になるから、その後のゾーニングにも大きく影響するよ。
②家の中を3つのゾーンに分ける
ゾーニングの区分けは下記のように3つに分けていこう。
家族が集まる「パブリックゾーン」
水回りなどの「サービスゾーン」
個人が使う「プライベートゾーン」
最初はそれぞれを3分の1ずつ振り分け、それから詳細を決めていくよ。
サービスゾーンには廊下や階段なども含むよ。
動線を考慮しながら、移動が複雑にならないようにすることが大切。
③部屋の数と広さを決める
家族構成や年齢、施主の希望などによって必要な部屋と広さを決めていこう。
一般的な住宅に必要な部屋として、リビング、ダイニング、キッチン、子供部屋、寝室などが挙げられるよ。
配置する際には、偏心率を念頭に置いておこう。
偏心率とは、建物の耐震要素が問題なく配置されているかどうか確認するための指標のこと。
法律で規定されているから、定められた数値を満たせるように配置していこう。
④立体的なイメージを持つ
ゾーニング図自体は平面図だけど、立体的なイメージを持つことが大切。
立体のイメージを具体的に持つことで、平面のままでは分かりづらい問題点を発見できるよ。
ゾーニングは自分でやる?
業者に任せるのであれば、家主がゾーニングをする必要はないようにも思うけれど、
住むのは設計者でも施工会社でもなく家主とその家族だから、家族で一度話し合って決めておくことが大事。
業者さんに希望を伝えることで、より良い間取りを提案してもらえることもあるから、
ぜひ住む人みんなで時間をかけてゾーニングを行ってみてね♪
まとめ
以上、【ゾーニングについて】についての解説記事でした!皆さんいかがでしたか♪
ゾーニングの重要さを理解してくれたかな。
ゾーニングを頭に入れながら、家族それぞれの生活スタイルにあわせた間取りで、
将来にわたって快適に過ごせる住空間づくりを行っていこうね♪
それでは次回もお楽しみに♪