現況測量って何?必要なタイミングと費用を知っておこう!
10/02/2023
こんにちは!くらしのかんなです♪
今年もあっという間に10月。2023年も残り2カ月と思うと怖いよね。
こうやって知らないうちにかんなも歳をとっていくのかな。悲し笑
前回は【結露対策について】についての記事を紹介したよ♪
↓CLICK↓
今回は、
現況測量について
「現況測量が必要と言われたけど、現況測量とは何?」
「どんなときに現況測量が必要なの?」
「現況測量はいくらかかるの?」
測量ですらよくわからないのに、現況測量と言われてもわからないよね。
ということで、今回は現況測量について解説していくよ!
それではLet’s GO―!
この記事はこんな人におすすめ!
・現況測量について知りたい
・現況測量の必要性を知りたい
・現況測量にかかる費用の相場を知りたい
現況測量って何?
現況測量とは、土地をそのまま見た目の広さや位置で測量すること。
多くの場合は、現地の境界標やフェンス、ブロック塀などで囲われた範囲を測量し図面化していくよ。
現況測量は、ほかの種類の測量に比べると、大まかに土地を把握するために行われるよ。
短期間で行われる分、境界についてはおおよそここであろうという推測で測量するから、
境界杭が正しいかの検証は基本的には行わないよ。
グーグルアースをグーグルマップに変換させるように、見た目を図面化して、
そこに距離や高低差、面積などのデータを付け加える、そんな感じだよ。
現況測量が必要なケースとは
そんな現況測量は、どのような時に必要になるのかを解説していくよ。
①建物の新築
②おおよその土地の面積を知るため
③地積測量図の点検のため
などがあるよ。
また、境界は探し当てるけど、隣地所有者との立会いを省略する場合も現況測量と呼ぶ場合もあるよ。それぞれ見ていこう。
①建物の新築
家を建てるために、まず行うのが設計。
設計をするには、土地の広さや形状、間口や道路を把握するための測量が必要になってくるよ。そのための測量が現況測量です。
建築基準法をはじめ、さまざまな規制の法律をクリアできるよう設計しなければならないから現況測量は必須になるよ。
②おおよその土地の面積を知るため
土地の情報は法務局に登記してあって、登記記録には土地の面積も記載されているよ。
これは公簿面積と呼ばれるのだけど、実際の面積と違う場合が多いから注意。
実際の面積がわからないと、建物の新築以外でもたとえば土地の活用を計画する時などに困ることがあるよ。
③地積測量図の点検のため
法務局に、持っている土地の地積測量図が備えてあれば、土地を正確に把握しやすくなるよ。
ただし、年代が古くなるほど正確さに欠けるから注意が必要。
現況測量にかかる費用
現況測量の費用は、一般的な住宅用敷地なら10~20万円程度。
かなり広い面積の土地や、周囲の土地を調べる必要がある場合などは、これよりも高くなることも…
この費用には、事前の資料調査や測量結果をもとに作成される現況図面の作成料金も含まれるよ。
面積や土地の状況がわからないままでいるよりも、おおよそながら面積がわかり、図面化されるメリットは大きいいよ。
厳密な測量が必要なケース
現況測量についておおよそわかったと思うけど、必要な目的によっては現況測量ではなく、確定測量という厳密な測量が必要な場合があるよ。
確定測量は資料や現地の調査をもとに、正しい境界を探し当てていき、
探し当てた境界を隣地所有者に立会ってもらい、確認印をもらう測量内容。
隣の土地との境界をはっきりさせたいときは、確定測量が必要。登記をする場合も、確定測量が必要になるよ。
現況測量か確定測量か、どちらの測量を選べばよいのかわからない場合は、土地家屋調査士に相談して目的を伝えてみてね。
土地家屋調査士は測量・境界・登記の専門家なので、どちらの測量が必要なのかをアドバイスしてくれるし、どちらの測量にも対応可能だよ。
まとめ
以上、【現況測量について】についての解説記事でした!皆さんいかがでしたか♪
これから家づくりを行う方は現況測量というワードがでたら、どんな内容なのかは大体理解してくれたかな。
そんなに費用はかからないけど、新築で家を建てる際には欠かせない内容だから、しっかり頭に入れておいてね!
それでは次回もお楽しみに♪